インターネット仮想通貨「ビットコイン」が、破綻しました。
2014年2月28日18時、「ビットコイン」の取引所
「マウントゴックス」が民事再生手続きを申し立てました。
負債は65億円にのぼります。
2013年5月頃から、数回にわたってサイバー攻撃が
繰り返されていました。
2014年2月にはビットコインの引き出しができなくなる事態に
発展。
同26日未明に取引中止の声明が発表されていました。
今回、不正アクセスにより、ユーザー保有の約75万ビットコインと、
会社保有の約10万ビットコインのほぼ全てが引き出されていた事が
判明。刑事告訴も検討しています。
ビットコインはインターネット上の仮想通貨でした。
国ごとの通貨の違いにとらわれず、匿名性も高いという
メリットで、大きな話題となっていました。
しかし、需要次第で、現実の通貨以上に交換レートが
大きく変動するリスクも指摘されていました。
ネット流通という特性上、サイバー攻撃に対する不安が
大きかったのも事実です。
ビットコインは、実体が無く、法的にも保護されていないため、
ビットコインユーザーの損失補償が争点となります。
また、サイバー攻撃を行ったのは誰なのかという点も
未だ解明されていません。
今後の動向にも注目が集まっています。
音楽提供
『甘茶の音楽工房』 http://amachamusic.chagasi.com/